四度目の受験で受かりました

 ギリギリのギリギリ、選択式の社一補正に助けられました。択一の総合点も基準丁度の43点でした。

受けた理由

 総務系で給与計算をしていました。社会保険の月変や算定をやっているうちに、この制度に詳しくなりたいと思ったのが最初だと思います。二回目以降は「今まで勉強した分がもったいない」と悔しさが大きい。

受験一年目(学習方法:T〇C 総合本科生 通学)

 通勤の乗換駅にあって通い易そうなTに、一年目通うことにしました。約24万円くらい。最終的には教育訓練給付金を使用したので20万円弱でしょうか。
 講師の先生は評判の良い先生で、デジポというオリジナルレジュメがわかりやすかった気がします(個人的にはデジポの内容をテキストに写す作業が勉強した気になるという罠でもありました……)。仕事も結構忙しく、1月は支払調書関係で毎日時間外発生。もう大分前なので記憶もあやふやですが、直前にはID〇塾模試を受けて択一10点台、模試はE以外出ることもないまま本試験。
 一年目結果 選択式28点(雇用が2点以下) 択一式28点
 結果のハガキも見てすぐ捨ててしまいました……。一見すると全然真面目に勉強していない点数ですが、これでも本人は勉強していたんですよね。


受験二年目(学習方法:T〇C書籍 選択式・択一式ツボ+みんなが欲しかった!教科書 他塾の講座いろいろ)

 年明け1月くらいにツボを購入。ツボは本当に良い参考書ですよね。基本はツボを解きつつ、わからないところは教科書で確認。模試はID〇中間・公開、T〇C中間・全国と受けまくりました。直前は山〇予備校の先生が講師を務める合否を決める30選にも出席。ID〇の直前総まとめゼミと統計・白書ゼミも申し込みました。結果約5万円くらいかかったかも……。模試の復習はほとんどせず、ツボは択一2~3回転くらい、選択は1~2回転。
 二年目結果 選択式31点 択一式42点
二年目成績表
 これまでの模試で択一40点台とったことが無くて本試験で史上最高得点だったけど大分足りなくてあっさり不合格。ダメだとわかっていたけど1%期待してしまう自分が恥ずかしい感じ。悔しさと恥ずかしさが同じくらい……。落ちて言うのもなんですが、ID〇総まとめゼミはとても良い教材。労働保険と社会保険に分かれていて得点に直結する表がたくさんある。でもこの年の自分は手を広げすぎて模試の復習も総まとめゼミも活用出来なかった。あと選択労一のベトナム、ID〇塾長が言っていたので正答出来ました。


受験三年目(学習方法:T〇C書籍 選択式・択一式ツボ+ LE〇書籍 必修基本書 他塾の講座ぼちぼち)

 今度は11月後半から勉強開始。ツボを買って教科書はLE〇の必修基本書を使用。仕事が4月からめちゃくちゃ忙しくなり勉強も全然しなくなる。忙しさは言い訳だという方もいますけど自分がこんなだったから忙しい人は生きているだけで本当偉いと思う……。脱線した。
 色々あって夏前に無職になる。模試はID〇公開、T〇C中間・全国、大〇全統Ⅱを受ける。復習は今年もほとんどせず……。ID〇の復習はした。ID〇統計・白書ゼミを申し込む。合否を決める30選も。ツボは結局二年目と同じくらいしか回していない。無職だから時間はいっぱいあったけど無職ってやっぱり不安感が強くて早く試験終わって就活しなきゃという焦りが強かった。
 三年目結果 選択式33点 択一式40点(労基安衛3点、雇用2点)
三年目成績表
 もうこれ受からんのでは?と思う。択一式で二科目割れているってどういうこっちゃと思う。今までの3年間の勉強は何の意味もなかった気がしてくる。ダメダメな結果なのに自己採点して涙が出てくる。もうやりたくないと思うけどここでやめたら本当に意味がないものになってしまうとも思う。もちろん不合格で悔しさより茫然とした感じでした。


受験四年目(学習方法:資格の大〇 社労士24+トレ問アプリ)

 10月くらい?から就職して社労士24を申し込む。今までは手を広げすぎていたと感じたので社労士24のテキストとトレ問をやりこむことを決意。社労士24の科目毎にあるWEB上で行う確認テストの正答率が悪くてちょっと落ち込む。模試は大〇中間・全統Ⅰ・Ⅱ、ID〇中間。ID〇統計・白書ゼミも。
 トレ問だけで大丈夫かな?と思うけど自分の場合は大丈夫でした。何回やっても間違えるから!模試の復習はした。復習方法は色々あると思うけれども五肢択一式の問題でも一問形式で〇×判定を正しく行えたか確かめていった。
 四年目結果 選択式35点(社一2点) 択一式43点
四年目成績表
 選択式社一が基準点割れていることに、会場前で配布している解答を見て気づき、会場から駅に帰るバス内で泣く。択一式にドキマギしながら自己採点し、ここ数年の基準点45点に満たしていなくて焦る。ちなみに自己採点だと44点でした。本当にぎりぎりだった……。
 社労士24は良い教材であることは間違いない、でもtwitterの時間の達人 社労士試験を見逃さないようにして、ブログも見て……で一つの教材だと思いました。選択社一の船員保険、確定拠出年金の障害給付金や細かいところは、24だけじゃカバー出来なかったと思う。結局は皆出来なくて補正がかかったから良かったけれども、もしだめだったら次はまたツボに戻ったと思います。
 合格出来た以上、得点について言うのはあまりよくないという前置きをおいて、自分の択一得点力は3年間成長していない。いずれ特定も目指したいので、事務指定講習以外に、普通にツボ買って勉強するのも良いかも。


合格後から事務指定講習申込まで

合格直後

 書留で届いたのは厚紙の封筒でした。FPの時は厚紙と証書が入っていたのですが、社労士の証書は厚紙なしです。慎重に開けました。中に入っていたのは合格証書送付について(A4両面)と証書といつもの圧着ハガキです。
 送付案内を見ると、再発行できないからね!ということと事務指定講習の受講案内は〇月〇日に郵送予定といったことが書かれていました。

受講案内が届く(合格発表から5日後くらい)

 角2封筒が普通郵便で届く。登録手数料+登録免許税と開業、勤務、その他のそれぞれの登録の場合の提出先についての案内と事務指定講習の申込書(というか払込書)、複写式の登録書、講習が免除出来る実務証明のひな型も入っていました。

事務指定講習の申し込み

 事務指定講習+社労士登録にはとかくお金がかかるということは聞いておりましたが、受験生の時には「合格してから考えればいい!」と思っていました。実際は救済待ちメンヘラ化して、合格発表後のことなんて考えていなかった。それで合格がわかって一週間もせぬ間に事務指定講習77,000円を見たら、合格したら早く登録して会社辞めて開業だ~!とぼんやりしていたイメージが急に選択迫ってきて「うっ……」となりました。
 事務指定講習は東京が2日程あり、講習日程は申込順で必ずしも希望通りになるとは限らないよ~ということが書いてあったので1日悩んで合格発表から一週間後の金曜日に郵便局にて払い込み申し込み終了。郵便局のATMでしか扱えない払込書だったので(コンビニ・銀行×)注意です。
 以上、事務指定講習申込まででした。