41~50冊(R2.6/14~R2.10/20)

41.社労士の「お仕事」と「正体」がよ~くわかる本

 社労士を目指す人向け?仕事の具体的な取り組み方は書いていなかったと思います。特定社労士のこともちょっとだけど書いてあってそこは良かった。

42.経営参謀としての士業戦略 AI時代に求められる仕事

 「共感は人間固有の力」というのが本の言いたいことの大部分だと思った。あと士業の強みを4つ挙げていて、「専門的な知識や経験がある」や「多くの会社の経営課題に触れる」というのは今後も勉強したり仕事したりしなくちゃ維持できない増やせないと思うので、士業の強みを常にアップデートしていかなきゃね!とおもた。

43.NETFLIXの最強人事戦略~自由と責任の文化を築く~

 読んでまず思ったのはサイボウズの青木社長と「チーム作り」を重視しているのが似ている!今時のすごい経営者はチーム作りが大事だと思っているんだな。ネットフリックスがビデオレンタルしていた時代から今のストリーミングサービスに至るまで、取り組んだことが書かれています。有給廃止・経費廃止は従業員を自分で考えられる大人として扱う、とか、「スタート・ストップ・コンティニュー」の取組とか、それ自体を中々真似できないだろうけど根底にある考え方の率直でいることや大人として扱うことは意識したい。あと最後に「チームを作る人事責任者担当者をビジネスパートナーにする」と書かれていて、社労士として仕事していくならここ大事だと思った。

44.資格ビジネスに騙されないために読む本

 社労士に限らず、資格取得までの資格学校の営業スタイルから合格後のひよこ食い・資格をどう活かすかを浅く広くで書いてある本。自分を思い返してみると、勉強中はこういった本を読む余裕は無かったけど、合格後の、資格学校からのちやほや、合格者同士の集まり(やっぱり嬉しいし浮足立ってた)でフワフワした時に読むのが良いと思った。多分そのフワフワした時って開業塾やハイエナからしたら用意された御馳走みたいなものだろうからさ……

45.夢をかなえるゾウ1

 ずっと気になっていたけど読んだことなかった自己啓発小説。自己啓発小説ってなんぞやって感じだったけど読んだら本当その通りだった。ガネーシャというインドの象の姿をした神様が現状の自分を変えたい願望のある主人公のもとにやってきて、ガネーシャが心得を教えるという話。読み手は主人公と一緒にその心得を実践していくという感じ。ガネーシャが教える心得自体は目新しいものはないけどそれを実行しなさいよって後押しが良い。おお、と思ったのは座って考えるだけじゃ変わらない、立って動くんだ、というようなセリフ。よく考えただけで何か成した気になる自分にとって、立って動かないと変わらないというのは当たり前のことだろうけど良かったです。

46.リストマーケティング戦略講座

 11~20冊目で読んだ「確実にガンガン売れる! 500件の見込み客リストを無料で集める最強の仕組み」と同じ手法。そうかこれはリストマーケティングというのか……。こっちの方が最新版という感じでKindleだけではなくUdemyやココナラの使い方も書いてある。

47.40歳でGAFAの部長に転職した僕が20代で学んだ仕事に対する考え方

 GAFA転職前の会社ですごくお世話になった先輩の教えを書いたという本。こんな先輩から直接指導受けて、乗り越えたという著者もすごいと思う。特に真似しようと思ったのは、ボックス思考・ホワイトボード超活用・フローの作り方!この3つは真似る。

48.サラリーマンかフリーランスか: どちらが得だった?

 結局は何を望むかですよ、が前置きにあってからの国民年金・国民健康保険・税制についての説明。法人成りする場合はこういうことがあるよって対話形式で書かれています。著者は公認会計士・税理士ですが、その方が社会保険等について説明するとこういう感じになるのねって勉強になった。言葉として正式名称を使うのが正解って訳じゃなくて、そこはメインに伝えたいことじゃなくてニュアンスつかんで欲しいだったらこういう伝え方が分かりやすいなと思いました。会社員辞めて個人事業主になること考えている人は圧倒的に読んだ方が良いですね。

49.2020年6月30日にまたここで会おう 瀧本哲史伝説の東大講義

 考えるために言葉を磨く。何かが変わるときは理由がある、「僕がかわいそう」の交渉はだめ、理由を潰す。サイボウズがSEに支持される理由はUIわかりやすくて自分(SE)の時間を潰されないから。30くらいになったら人生のチップをどのへんに置けばいいか見えてるはず(見えてなきゃ危機感もって)。アイデアより実行するメンバーの方が価値ある、仲間を探せ。よき航海を、は自立した人間たちの挨拶。総じて良い本でした。本当に瀧本先生は危機感をもって、若い人に向けて考えろ考えて行動もしろってメッセージを送り続けてくれたんだなあ。私はもうそんな若者ではないけど、考えてきちんと行動で示していきたいですね。

50.仕事はおもしろい

 著者名をよく見るので読んでみました。結果最後まで読めませんでした。読むのに自分の経験とかが足りなさ過ぎたのかしら……。でも同著者の本はビジネス・自己啓発本コーナーにかなりあるのでこれからしばらくは選択対象にならないと考えると気が楽です。